特区政府駐上海経済貿易弁公室の蔡亮・主任は中国本土メディアのインタビューを受け、本土住民が隔離なしで香港に入境できる「来港易」が間もなく実施されることを明らかにした。7月20日の香港メディアによると、蔡主任は企業が香港と本土ないし他の地域との出入境再開を求めていることは非常に理解していると表明し、本土にいる香港市民に積極的に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンを接種するよう呼びかけた。特区政府が本土から戻る香港市民が隔離なしに香港に入境できる「回港易」を推進してすでに一定の時間がたったことから、本土からの旅行者の隔離を免除する「来港易」も間もなく実施されると指摘。香港でワクチン接種推進と域外からの感染者流入防止が成功していることから、華東地域との意思疎通を強化し、香港から上海に戻る際の隔離を免除する「回滬易」などをできるだけ早く打ち出したいと述べた。

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