政界では特区政府高官の異動があるとのうわさが流れている。6月24日の香港メディアによると、消息筋は70歳となる張建宗・政務長官は間もなく退官し、保安局の李家超・局長が後任となることを明らかにした。李局長は63歳で、1977年に警察に入り、2010年に副処長に就任、12年に問責高官として保安局副局長に就任、今期政府で局長に就任した。任期中に逃亡犯条例の改正を主管し、19年に改正反対の騒動に遭遇。昨年8月に国務院香港マカオ弁公室主任や行政長官らとともに米国の制裁を受けた11人に含まれている。さらに後任の保安局長には警務処の●炳強・処長が就任するもようだ。【●=登におおざと】
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