李家超・行政長官は11月17日、タイに赴きアジア太平洋経済協力(APEC)会議に出席する。16日の香港メディアによると、李長官は中国新聞社のインタビューを受け、今回の目的を香港のポジティブキャンペーンとして、香港の1国2制度の下での優位性を宣伝すると表明。「中国香港の名義でAPECに参加することで1国2制度の実現が成功していることを証明できる」と述べたほか、会議期間に地域的な包括的経済連携協定(RCEP)のメンバー諸国のトップに香港の加入によるメリットを説明することを明らかにした。李長官は「香港は世界で唯一、世界と中国の優位性を集めた都市であり、中国本土と世界各地の間を結ぶかけがえのないプラットホームであり、積極的に第14次5カ年計画、粤港澳大湾区建設、一帯一路といった国家戦略と結合する」と指摘した。
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