李家超氏は4月9日、ネット上で正式に第6期行政長官選挙への立候補を決定したと発表した。同日の香港メディアによると、李氏は「同為香港開新編」(香港の新たな章をともに始めよう)を選挙のスローガンとし、出馬宣言の中で「過去2年の香港の混乱から安定への経緯を見て、今後5年は香港が安定から興隆への鍵を握る時期となり、歴史的使命を負って各界とともに香港を前進させる」と言及。「国家への忠誠、香港への熱愛、市民に対する責任から立候補を決めた」と述べ、(1)各種問題の解決は結果を目標とする(2)香港の競争力を全面的に引き上げる(3)香港発展の基礎を強固にする――の3つを施政の方向性を提示した。当選した際には愛国者治港の原則の下で積極的に市民と意思疎通を図り問題を解決する政策を決定し、発展の成果を分け合うと表明した。

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