李家超・次期行政長官は６月１７日、次期政府の組閣について関心が注がれていることに対応して記者会見を行った。同日の香港メディアによると、李氏は組閣の進展は順調だとして、人選について考慮する点として以下の４つを挙げた。（１）関連分野に対する知識、能力、経験（２）強い執行能力、効率、結果を出すための実践能力（３）自身との施政理念の一致、チームワーク重視（４）人的ネットワークの利用能力――。李氏はすでに人事について基本法４８条に基づき中央政府に推薦し、任命を要請したことを明らかにした。中央政府の承認と任命が下された後に高官リストを発表すると述べた。メディアで報じられた高官リストでは７人の政務主任（ＡＯ）が問責高官入りしたが、これは「武官」で主要高官を構成していると言われるのを避けるためなのか、林鄭月娥・行政長官の腹心ともいえる公務員事務局の聶徳権・局長と運輸及房屋局の陳帆・局長が留任しないことを問われた。これに対し李氏は、施政理念と高官に対する要求は先ほど述べたとおりと述べた。
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