行政長官選挙が5月8日に行われるのに向けて唯一の候補者である李家超氏が4月30日夜、電子メディア7社共催による「行政長官選挙答弁会」に出席し記者や市民の質疑に答えた。同日の香港メディアによると、李氏は政治体制改革は第6期政府の優先処理項目とはならないと強調。次期政府は多くの民生問題などを処理しなくてはならず、選挙制度改善の成果もまだ見られていないためと説明した。李氏は行政長官選挙に当選を果たした際、最初に処理することは出入境問題と指摘。中国本土の機関と出入境再開の条件を討議し、出入境再開の障害をできる限り取り除き、再開の条件を整えると述べた。
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