自決派組織「香港衆志」のメンバーが8月6日、在香港米国総領事館の職員と面会したことが明らかになったが、民主党の李柱銘(マーチン・リー)元主席と陳方安生(アンソン・チャン)元政務長官も同職員と面会していたことが分かった。
11日付『文匯報』によると、在香港米国総領事館の政治チーム主管を務めるジュリー・イーダー氏は金鐘のJWマリオットホテルで香港衆志の黄之鋒・秘書長と羅冠聡・主席と面会した同日午後2時ごろ、セントラルにあるエクスチェンジスクエアのアメリカンクラブで李柱銘、陳方安生の両氏と面会。ほかに6人が外国人が一緒だったもようだ。そろって店から出てくるところが目撃されていた。
イーダー氏はその後で香港衆志メンバーに面会している。同席していたバプテスト大学学生会の張崑陽・元外務副幹事長は民主派政治組織「立言香港」のメンバーでもあり、この翌日に「香港大専学会国際事務代表団」の設立を発表し「この抗争を国際戦線に拡大させよう」と呼びかけている。イーダー氏は以前、長期的に中東国家に派遣されており、現地で「人権・民主選挙」を推進する仕事を担当していたという。
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