李家超・行政長官は1月1日、SNSで元日のあいさつを発表した。2日付香港各紙によると、李長官は昨年を振り返り、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の下で安定的に正常化し、多くの国際イベントや大型イベントが安全に開催され、全体的に社会のムードは徐々に改善されたと指摘した。さらに李長官は特区政府の今年の2大目標を提示。1つは新型コロナ流行前の正常な市民生活の状況を完全に回復し、政府が大部分の防疫措置を撤廃したのに伴い段階的に出入境を再開し、経済活動は急速に回復し消費活動は大幅に拡大することが見込まれ、各業界は先行きを楽観して雇用を増やし経済回復の契機に備える。もう1つは施政報告(施政方針演説)で提示した各項の課題を全力で実施し、発展の原動力を増強し、民生問題を解決し、若者の育成と教育を推進し、新たな飛躍を実現する。また李長官は放送局のインタビューで今年初めに中東を訪問して新市場を開拓することを明らかにした。できるだけ早く香港のポジティブな情報を伝え、投資、企業、人材を誘致するという。施政報告の発表後、外国の商工会と企業の反応は積極的だという。

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