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香港―政治

李長官、施政報告の第2回公開諮問

李家超・行政長官は8月25日、旺角のクイーンエリザベス中等学校で行われた施政報告(施政方針演説)に関する第2回地域公開諮問に出席した。同日付香港各紙によると、李長官は24日、過去1年間の医療、保育、交通、住宅などにおける政府の成果をまとめた動画をソーシャルメディアに投稿し、数々の施策に言及した。ソーシャルプラットフォームに公開した動画の中で、彼は最初に交通について言及し、昨年12月に3つのトンネルの分散が実施されて以来、ホンハムトンネルと東トンネルの1日の交通量が8~9%減少したと述べた。 人々の生活の面では、深水●コミュニティリビングルームが昨年12月にオープンし、今年5月末までに合計約430戸の極狭アパート世帯が恩恵を受け、合計3万6100人以上が恩恵を受けた。土瓜湾、ホンハム、南昌の3つのコミュニティリビングルームプロジェクトも先月から段階的に稼働している。

医療面では「高齢者医療バウチャー粤港澳大湾区試験プログラム」を広州市と中山市にも拡大し、9月上旬からプログラムに参加する病院は計9病院に増える。元香港居住者で中山市に住む陳さんは、以前はオンライン配車サービスを利用して香港大学深セン病院に治療に行くのに600ドルもの費用がかかり、時には交通渋滞が発生したと語った。今では中山陳星海中西結合医院でも医療バウチャーが使えるので、バスで行くことができ、受け付けから医師の診察を受け、薬を受け取るまで1時間15分と非常にスムーズだったという。【●=土へんに歩】

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