李家超・行政長官は11月2日、国際金融領袖投資峰会(グローバル・フィナンシャル・リーダーズ・インベストメント・サミット=国際金融サミット)に出席した。同日の政府公報によると、李長官はスピーチで「香港がステージに戻るサミット」と称し、今回のサミットが正常化への節目であると強調。混乱する世界各地に身を置く出席者らに対し、香港ではその感覚はないだろうと指摘。「われわれの街角は安全で、以前に増してにぎやかになったと思う。確かに言えることは、暴動がすでに過去のものとなり、それに代わる社会の安定によって香港の未来に対する財界と市民の信頼が日増しに高まっている。香港の治安も回復し、最悪の状況はすでに過去のものとなった」と述べた。さらに2020年に金融サービス業が域内総生産(GDP)の23.4%を占め、新規株式公開(IPO)の資金調達総額では過去13年間で7回トップとなったこと、保険業界の運用資産総額はアジア1位、世界第2位であることなど、金融分野での優位性を説明した。
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