李家超・行政長官は最近、特区政府代表団のメンバーを率いて浙江省杭州を4日間訪問した。４月24日付香港各紙によると、同日には浙江省党委書記の王浩氏とともに「浙江・香港協力会議」の第一回会議に午前中に出席し、「浙江・香港協力メカニズム」の正式な設立に立ち会い、両地の全面的な交流と協力に新たな一歩を踏み出したとソーシャルメディアで発表した。
李長官は、香港は浙江省にとって最大の外資投資元であり、浙江省企業が海外市場を開拓するための重要なプラットフォームと橋頭保であり、国際金融センターと「一国二制度」の優位性を十分に発揮して、浙江省企業の海外市場開拓を支援していくと言明した。李長官は昨年、杭州の科学技術企業14社が香港サイエンスパークに進出したことに触れ、新たなメカニズムを通じて協力をさらに深め、国の質の高い発展と高度な対外開放の推進によるチャンスをより効果的に捉えたいと述べた。さらに両政府は協力覚書に共同で署名し、13の主要な協力方向を明確化し、「一帯一路」の共同建設、貿易投資、金融、航空などの重要分野に関わる51の具体的なプロジェクトを網羅した。双方は、浙江省と香港の間でスマートシティ、人工知能、金融テクノロジー、バイオメディカル、マイクロエレクトロニクス、新素材、新エネルギーなどの分野での技術研究開発協力を深めることを含む、科学技術イノベーション、住宅、経済貿易協力、青少年育成に焦点を当てた4つの協力覚書と意向書にも署名した。
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