江沢民・元国家主席が11月30日に死去したことを受け、李家超・行政長官らが哀悼を表明した。同日の香港メディアによると、李長官は「江沢民主席は崇高・威望な卓越した指導者で、中共第3世代中央指導集団の核心、『3つの代表』という重要思想の主要創立者である。国家の全面改革開放の新局面を開き、法治国家の基本戦略を実施し、『平和統一、1国2制度』の方針を堅持、香港・マカオの順調な返還を実現し、貢献は偉大である」と述べた。董建華・元行政長官も哀悼の声明を発表。「元国家主席の江沢民氏は一人の偉大で英明な政治家であり、指導者である。1997年の香港返還を成功させ、1国2制度と港人治港の国家方針を実現した」と述べ、江氏を永遠にしのぶと表明した。江氏は香港を4回訪れ、香港社会の安定を維持する重要性を度々強調したほか、董氏を支持する言論も度々発表した。香港訪問の行程ではよく董氏が同行した。

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