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香港―社会

来港中の本土住民もワクチン接種可

特区政府は5月25日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種スキームを香港に滞在する中国本土住民にも拡大すると発表した。同日の香港メディアによると、ワクチン接種スキーム開始以来、政府には香港に滞在する非香港住民からワクチン接種に関する問い合わせや要求が度々寄せられていた。現在、双程証(往復ビザ)を持つ本土住民が約4万人余り香港に滞在しており、大部分は親類訪問ビザで香港に訪れている。新型コロナ流行による両地の検疫措置の影響で、香港で子女、高齢者、病人などの家族の面倒をみるために引き続き香港に滞在せざるを得ない者が多い。彼らは通常、ワクチン接種資格を持つ香港住民と同居している。こうした本土住民のうち滞在期限の間に2回のワクチン接種が可能な者は5月28日から郵便局を通じて29カ所のコミュニティー・ワクチン接種センターでのワクチン接種の予約が可能となる。

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