香港政府観光局(HKTB)は7月14日、上半期の観光統計を発表した。15日付香港各紙によると、上半期の来港者数は約1300万人で、新型コロナ禍前(2019年上半期)の約40%にとどまった。ホテル業では新型コロナ禍後に再開したホテルで最初の週の予約率が98%に達したものの、観光業界関係者は現在の香港のホテルの平均客室稼働率は約77%に過ぎず、新型コロナ禍前に比べるとまだ少ないと指摘した。ホテル業界では今後の旅行シーズンに対応するために十分な人手がそろうとは限らないことを明らかにした。上半期の来港者のうち中国本土からの旅行者は1000万人を超えた。非本土旅行者は277万人余りで、うち69%は短距離旅行者、約25%は長距離旅行者。1日当たり平均は7万1000人だった。
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