新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の影響により東京オリンピックの開催が今年まで延期された。3月14日の香港メディアによると、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、中国オリンピック委員会(COCOG)との間で、東京の夏季オリンピックと北京の冬季オリンピックに向けて、より多くのワクチンを提供することで合意に達したと述べた。バッハ氏は、中国オリンピック委員会が両オリンピック大会の参加者に追加のワクチン提供を申し出たと述べ、パラリンピック大会でもIOCの負担でワクチンを提供することを強調した。ワクチンの量は明らかにしなかったが、中国と協定を結んでいる国やその他の国際的なパートナーと協力して、中国からワクチンを入手するとだけ述べ、中国の協力に感謝の意を表した。
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