開催中の東京２０２０パラリンピックの卓球競技で香港代表選手が銅メダルを獲得した。香港メディアによると、８月２８日に行われた女子シングルス（知的障がいクラス１１）の準決勝で、王●▲ （Wong Ting-ting）選手が３位となり、今大会で香港代表としては１個目のメダルとなる銅メダルを獲得した。王選手は準決勝でロシア選手と対戦して敗れたが、３位決定戦は行われないため、もう一方の準決勝に進出した日本の伊藤槙紀選手とともに３位が確定した。王選手は１７歳。試合後「今後の目標は次のパラリンピックの出場権を得ることです」と語り、早くも３年後への意気込みをみせた。今大会、香港代表は卓球のほか車いすフェンシングなどの競技に計２４選手が参加している。香港チームの活躍を讃え、九龍バス（ＫＭＢ）は８月２９日、香港代表全選手に１年間有効の無料乗車券を進呈するとともに、各選手にバス１台の命名権を与えると発表。選手が付けた名前などを書いたパネルはバス車内の先頭部に掲示されることになるという。【●＝女へんに亭、▲＝くさかんむりに廷】
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