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中国―社会

東方航空機、8千メートル垂直落下

中国東方航空のボーイング機が3月21日、雲南省昆明市から広東省広州市へ向かう途中の広西チワン族自治区梧州市で墜落した。22日の香港メディアによると、中国の民生航空事故は過去12年で初めて。墜落したのはMU5735便、機体番号はB1791、乗客123人、クルー9人が搭乗していた。事故機は21日午後1時15分に昆明空港を離陸後、約8869メートルの高度を巡航飛行していた。離陸から約1時間後の午後2時19分に墜落が始まり、約2分後に約975メートルまで落下しレーダーの信号が消え、地上との連絡が途絶えた。梧州市応急管理局が午後3時過ぎに東方航空機が同市藤県で事故を起こしたことを確認。ネット上では旅客機が山に衝突し火と煙が上がっている動画が流れた。ある監視カメラの映像は事故機が90度の角度で落下する様子をとらえていた。付近村民の目撃では、事故機は落下時に煙や火は出ておらず、垂直に落下し山に衝突した後に爆発した。墜落現場には機体の残骸が散乱し、完全に解体したとみられている。国務院の事故調査委員会は22日夜に記者会見を行った。まだ生存者は発見されておらず、遺体も確認されていない。ブラックボックスも見つかっておらず、現在のところ事故原因は判断できないと発表した。

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