先に全市民強制検査の棚上げを発表した林鄭月娥・行政長官は3月23日、全市民強制検査は放棄したわけではないと述べた。24日付香港各紙によると、林鄭長官は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況が終盤に差し掛かり、抗疫の原則、精神、目標の達成に有利ならば全市民強制検査を実施すると明言。さらに中国本土との出入境再開は依然として第1の目標であると指摘した。ただし林鄭長官は、全市民強制検査と本土との出入境再開のいずれについてもスケジュールを提示しなかった。また林鄭長官は、香港のコロナ対策の目標は明確で、国家と一致していると強調した。
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