林鄭月娥・行政長官は3月9日、初めて新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況記者会見を主宰した。10日付香港各紙によると、全市民強制検査について問われた際、林鄭長官は「目下の優先項目ではないが計画中であり、新型コロナ流行状況に照らして、いつ開始すれば最も良好な効果を発揮するか検討している」と言明。林鄭長官は、全市民強制検査は規模が大きく、3月に実施すると表明したからといっても単に実施すればいいわけではなく、新型コロナ流行の最新の状況の変化を無視してはならないと指摘した。また現段階で「ゼロコロナ」と「ウィズコロナ」について議論するのは意味がないと述べた。

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