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香港―経済

林鄭長官、感染者いても出入境解禁

香港各業界では中国本土との出入境解禁が待たれているが、林鄭月娥・行政長官は中央に対して新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の新規感染者がゼロになるのを待たずして出入境を解禁することを要求したもようだ。10月3日の香港メディアによると、これは旅行業界選出の立法会議員である姚思栄氏が明らかにしたもの。林鄭長官はコロナ新規感染者がゼロとなるのを待たずして限定的に本土との出入境を解禁したいと中央に提案したという。姚氏は新規感染者ゼロが20日以上続いてから「健康QRコード」による出入境政策を実施する場合、途中で1、2件でも感染例が現れれば再び最初から計算することとなり、出入境政策はいつまでたっても実施できないと指摘し、10月中の施行を望むと述べた。市民の間では「健康QRコード」を施行して経済を再開させる要求がますます高まっている。専門家は力強い回復を見せている本土経済にあやかるためにも積極的に「健康QRコード」を推進し両地のビジネスの往来を再開させるべきとみている。

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