林鄭月娥・行政長官は11月3日から北京など中国本土3都市を訪問するが、同日午前に記者会見を行った。同日の香港メディアによると、林鄭長官は25日に施政報告(施政方針演説)の発表を予定していることを明らかにし、現在のところ大きな障害は見当たらないと述べた。北京訪問では主に中央に香港の現在の防疫活動を説明し、香港は特殊な場所であることから14日間連続で新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の新規感染者がゼロとなることは難しいため、14日以内にゼロ感染が達成できなくとも中国本土と香港の両地の人々の検疫なしの往来再開を求める意向を示した。両地の検疫免除については、香港版健康QRコードがすでに準備できており、ウイルス検査費用を引き下げれば一定の効果があると指摘。あとは香港のウイルス流行ができるだけ早く抑制されることが最も重要と述べた。
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