林鄭月娥・行政長官は9月19日夜、選挙委員会選挙について声明を発表した。20日付香港各紙によると、声明では「今回の選挙は香港の選挙制度改善後の最初の選挙となり、意義は大きい。特区の政治体制で『愛国者治港』の原則を実現し、国家の主権、安全、発展の利益を守り、1国2制度の実践を確保する」と指摘。選挙委員会は改善後の選挙制度で重要な役割を担うとして、行政長官の指名・選出、立法会議員選挙の候補者指名と40人の議員選出を挙げた。また林鄭長官は「香港は長期にわたり一部の反中乱港者が公開選挙を通じて香港の政治体制に進入し、議会上であらゆることを政治化する立場を取り、香港の経済・民生の発展を阻んできた」と述べ、今回の選挙が今後の立法会改選と来年の行政長官選挙にとって良好な基盤となり「香港は新時代に入る」と形容した。

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