林鄭月娥・行政長官は10月27日の記者会見で、11月3日に北京訪問に出発すると発表した。同日の香港メディアによると、施政報告(施政方針演説)の発表先送りとともに発表された北京訪問はもともと10月末に予定されていたが、中国共産党中央委員会全体会議(5中全会)の開催と重なったため延期することとなった。林鄭長官は11月3日から北京を3日間訪問し、続いて広州市と深セン市を訪問する予定。全体で4~5日の行程となる。林鄭長官は今回の訪問は中央の部・委員会と先に提案した香港支援措置について協議すると説明。財経事務及庫務局の許正宇・局長、運輸及房屋局の陳帆・局長、創新及科技局の薛永恒・局長、食物及衛生局の陳肇始・局長、政制及内地事務局の曽国衛・局長の5人の局長が随行する。北京訪問の期間は11月にずれ込んだものの、施政報告の発表には影響はなく11月末に発表する予定を維持すると述べた。

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