特区政府は１１月３日、資格を持つ人に新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）ワクチンの３回目接種を段階的に行うと発表した。４日の香港メディアによると、林鄭月娥・行政長官はテレビの取材を受け、科興生物のワクチンを接種した際に大した副反応がなかったことから３回目も科興のワクチンを選ぶと述べた。最近、政府の多くの部門で入館時にアプリ「安心出行」の使用を強制していることについては「香港社会は中国本土との出入境再開を待ち望んでいる。最新の措置は市民を困らせるためではなく、社会全体の利益のため」として、今後さらに多くの「個人の自由・行為を制限する措置」を打ち出すと予告した。ただし高齢者や不便な人については当局は寛容的に処理すると付け加えた。
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