林鄭月娥・行政長官は昨年１２月３１日、行政会議召集人の陳智思氏とのと対談による９分間の動画をソーシャルメディアで公開した。１月１日付香港各紙によると、林鄭長官は「特区政府の新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）防疫措置は海外から流入の面ですでに水も漏らさないほどの対策を打っており、人によっては多くの面倒を感じるほどだ」と指摘。「特区政府が引き続きウイルス検査を強化し、地場感染ゼロを達成する」と表明する一方で、公衆衛生の処理方法は全市民が参加しなければならず、市民が自主的に従わない限りウイルス流行の封じ込めは難しいと強調した。また新型コロナ流行で各業界が打撃を受けたこと、全国人民代表大会（全人代）常務委員会が会議で３回連続で香港問題を扱ったことで市民に政治的ショックをもたらしたことに理解を示した。新たな１年では市民が新型コロナのワクチン接種を受けることで状況が改善され、社会の調和が図られ、政府や公的機関が実務に専念できるようになることを期待していると述べた。
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