林鄭月娥・行政長官は1月27日、リモート方式で習近平・国家主席と李克強・首相に職務報告を行った。同日の香港メディアによると、慣例では行政長官は12月中旬から下旬に国家主席と首相に職務報告を行うこととなっている。林鄭長官は昨年12月半ばに北京に赴き職務報告を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)第4波が押し寄せたため中央が職務報告を中止した。中央電視台(CCTV)は1月27日の新聞連播で職務報告のもようを報道。林鄭長官は午前に李首相、午後に習主席に職務報告を行った。習主席は「香港は愛国者による統治を堅持しなければならない」と述べたほか、米国による制裁を受けた香港特区の官僚に対し慰問を表明した。
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