梁振英・前行政長官はこのほど鳳凰衛視の取材を受け、来年3月に行われる次期行政長官選挙に言及した。6月10日の香港メディアによると、梁氏は次期行政長官選挙に立候補するかどうかを聞かれた際、「来年の次期政府成立後、香港はどんなチャンスと試練に直面するか。その試練を見くびってはならず、国家が香港のために国家安全法や選挙制度改善を制定したことで香港は順風満帆になると思ってはならない」と述べ、依然として多くの政治・社会問題が解決していないと強調した。さらに「われわれはどんなリーダーが必要かをはっきりさせなければならない」と問い返した。また中央は返還後に香港に多くの高度な自治権を与えたが、一部の者は歪曲して脱中央化できると思い込んだと指摘し、選挙制度の改善は正規のルートに戻るためのものと説明した。

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