林鄭月娥・行政長官は８月２１日、全市民を対象にした新型コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ―１９）無料検査の詳細を発表した。同日の香港メディアによると、林鄭長官は記者会見で、国務院香港マカオ弁公室の取りまとめと国家衛生健康委員会の調整を経て、中央政府が香港の抗疫３大プロジェクトを支援し、費用を全面負担することになったと発表。３大プロジェクトのうち第１のプロジェクトは９月１日から開始する全市民を対象にした無料ウイルス検査で、２週間以内の完了を目指す。第２のプロジェクトはアジア国際博覧館に建設する治療施設で、ベッド数１０００床、陰圧病棟を設ける。第３のプロジェクトはアジア国際博覧館第２期の用地３．２ヘクタールに建設する２階建の臨時病院。８００床の陰圧病室を備える。建設期間は４カ月となる。
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