香港に入境した際の検疫中に自らリストバンドを外した女性に禁固刑が下された。4月11日付香港各紙によると、34歳の女性が昨年、海外から香港に到着後、勝手に検疫指定ホテルを離れて自ら監視リストバンドを外したことから、「外国地区到港人士強制検疫規例」(第599E章)違反として2件の罪で起訴された。九龍城裁判法院(地裁)で9日に審問が行われ、2件の罪でそれぞれ禁固10日の刑が下され、刑は同期に執行される。女性は2020年9月15日に検疫地点を離れたほか、16日の抜き打ち検査で勝手にリストバンドを外したことが確認された。

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