中国本土と香港・マカオの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が下火となったことを受け、林鄭月娥・行政長官は9月7日、「来港易」スキームを15日から正式に開始すると発表した。8日付香港各紙によると、「来港易」は中国本土とマカオの非香港住民が検疫免除で来港するのを認めるもの。深セン湾出入境管理所と港珠澳大橋出入境管理所で1日それぞれ1000人の枠を設け、核酸増幅検査の陰性結果証明と定期ウイルス検査の完了を必要とする。また特区政府は8月、広東省以外の「回港易」利用を停止していたが、9月8日から「回港易」を通じて香港に戻る市民の検疫免除措置を再び本土全域とマカオに適用すると発表した。
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