特区政府衛生防護中心は3月30日の記者会見で、極狭アパートでの新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)集団感染に触れた。
同日の香港メディアによると、衛生防護中心伝染病処の張竹君・主任は、極狭アパートに居住する感染者が確認されたことを受け、同居の母親や共用トイレを使用した者は知り合いであるかにかかわらず、すべて密接な接触者とみなすと指摘した。
29日には5人以上が集まるのを禁止する規定が施行されたが、油麻地では警察が同日午前零時ごろ、ある事件について捜査していた際にビル内の極狭アパートの前で不審な男たちが5人集まっているのを発見。職務質問したところ5人は広東省から来ていて滞在期限が切れてることが分かった。5人は極狭アパートに住んでいたが、警官が体温を測ったところ、いずれも高い熱があったため、救護隊を呼んで5人を病院に搬送した。新型コロナに集団感染した疑いがある。
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