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香港―政治

次期行政会議メンバーのリスト発表

次期行政長官の李家超氏は6月22日、次期行政会議メンバーのリストを発表した。同日の香港メディアによると、次期行政会議は政治委任制度の下で21人の主要官僚と16人の非官僚メンバーで構成される。任期は7月1日から。16人の非官僚メンバーは葉劉淑儀、李国章、林健鋒、張宇人、廖長江、任志剛、湯家●、林正財、劉業強、鄭慕智、梁高美懿、陳健波、陳清霞、高永文、呉秋北、陳克勤の各氏。今期の行政会議非官僚メンバーから9人が留任し、元公民党メンバーの湯氏、香港金融管理局(HKMA)元総裁の任氏が含まれている。新たに加わった7人は香港恒生大学校務委員会主席の鄭慕智氏、香港大学司庫の梁高氏、立法会財務委員会主席の陳健波氏、全国政協委員の陳清霞氏と高永文氏、立法会議員の呉氏と陳克勤氏となっている。次期行政会議の召集人には新民党主席の葉劉氏が就任。かつて保安局局長を務めた葉劉氏は李家超氏との関係が良好な上、政府の運営にも通じている。今回の行政会議召集人への起用は行政と立法の関係強化に有利とみられている。行政会議内の立法会議員は6人から8人に増え、保険界選出の陳健波氏は無所属議員の代表として加わることになる。留任した任氏のほか、華人女性として初めて香港上海銀行(HSBC)総経理を務めた梁高氏が加わったことで行政会議の金融市場に対する認識が強化される。現在急速に高まる国際金融市場のリスクに対処するのに有利とみられる。【●=馬へんに華】

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