中国共産党第20回全国代表大会(二十大)が10月22日に閉幕し、中国共産党総書記の続投が決まった習近平・国家主席が23日に第20期中央政治局常務委員を率いて記者会見を行った。同日の香港メディアによると、他の常務委員は李強、趙楽際、王滬寧、蔡奇、丁薛祥、李希の6氏。党内序列2位となった上海市党委書記の李強氏は来年3月に李克強氏に代わって第8代首相に就任する。63歳の李強氏は浙江省温州市出身で、浙江省省長、江蘇省党委書記、上海市党委書記を歴任し、長江デルタ各地のトップを務めた珍しい高級幹部となる。習主席が浙江省トップを務めていた際の大番頭でもある。香港との接点もあり、温州市党委書記、浙江省党委秘書長を務めていた2003~05年に香港理工大学管理学院で工商管理を専攻し、高級管理人員工商管理修士(EMBA)を修めた。上海市党委書記を務めていた18年4月に香港江蘇社団総会会長である唐英年氏を団長とする香港の江蘇省・浙江省・上海市社団連合訪問団に接見した。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。