香港総商会の梁兆基・総裁はこのほど、香港の第14次5カ年計画への融合について見解を示した。11月9日付香港各紙によると、梁氏は「香港は引き続き金融プラットホームとしての役割を発揮する。これは香港の最強の優位性であり、決して旧態依然ではない」と述べた。特に米中関係が緊張している折、香港がデジタル金融の分野でさらにレベルアップするのを支えると指摘。米中関係の緊張で多くの中国本土企業が香港の金融プラットホームに資金調達を依存するとみており、香港は米中関係の変化の中で役割を見直す必要があるという。粤港澳大湾区の建設でも香港は金融プラットホームの役割を担い、フィンテックと科学技術企業の資金調達の上で香港は欠かせないと指摘した。
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