中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が10月29日に閉幕し、第14次5カ年計画の提案が採択された。中央財経委員会は30日に記者会見を行い、香港に関する質問に答えた。同日の香港メディアによると、中央財経委員会弁公室の韓文秀・副主任は「香港は世界で最も自由な経済体であり、香港経済の発展は良好な基盤と独特の優位性、大量のハイレベル専門人材、世界経済との広範なつながりに支えられている」と強調。第14次5カ年計画の期間には「香港の競争力の強化、国際イノベーション科学技術センターの建設、一帯一路のプラットホーム構築、粤港澳大湾区の建設、香港マカオ住民が中国本土で発展する便宜を図る政策措置、香港マカオの世界各国・地域との交流・協力展開」を中央がさらに支援すると指摘したほか、「1国2制度の方針を全面的かつ正確に貫徹すれば、香港マカオと本土との交流・協力が強化され、香港マカオが国家の発展の大局に融合するのを支援し、香港マカオは長期的な繁栄と安定が維持できる」と述べた。
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