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香港―経済

正月食品の検査、2つ以外すべて合格

新年が明けたばかりだが、香港は2月1日に春節(旧正月)を迎える。これに先駆け政府食物安全中心(CFS)は香港域内で販売される「旧正月向け食品」のサンプル検査を2回実施すると発表、1月4日に第1回の結果を公表した。小売店、オンラインショップから採取したサンプル約520個について着色料(スーダンレッドなど)や防腐剤、金属、サルモネラ菌などの微生物、脂肪、塩分、糖分などの含有量を測定したところ、2つのサンプルを除きすべて基準を満たしており合格となった。検査対象となった食品は、年●(中華風もち)、ダイコンもち、白玉だんご、スイカの種、キャンディー、乾物などだ。不合格だったサンプルは、パック入りの干しシイタケ(製品表示違反)とダイコンもち(防腐剤添加)だという。春節まではあと数週間あるため、今後、第2回の検査結果を適時公表することになっている。香港では政府機関の食物安全中心が定期的に食品の安全基準について検査を行っており、毎年、中秋節の月餅、上海ガニなど、旬の食材にはとりわけ注目が集まる。【●=米へんに羹】

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