特区政府は3月3日、湖北省武漢市へのチャーター機を手配して香港市民を香港に帰還させる措置について発表した。
同日の香港メディアによると、第1陣として4便のチャーター機が4日と5日に分けて出発し、計533人を香港に連れて帰ることとなる。特に妊婦、長期的な病気を抱えた人、受験生を優先的に乗せる。チャーター機に乗る者は搭乗前に4回体温を計測し、香港に到着したら火炭の公共団地「駿洋邨」の検疫センターで14日間の強制隔離を受ける。
当局は少なくとも17人の医療従事者を武漢に派遣し、現地の香港市民のサポートに当たる。4便のチャーター機には1便ごとに少なくとも医師2人、看護師2人が同乗するという。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。