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香港―社会

武漢肺炎、香港で2人高度な疑い

特区政府衛生署衛生防護中心は1月22~23日、武漢で発生した新型コロナウイルス肺炎について、香港で高度な感染疑いのある患者2人を調査中であると発表した。

23日付香港各紙によると、1人目は中国本土からの旅行者で、高速鉄道で香港に着いた後に発熱して入院。初歩的な検査では新型コロナウイルスの陽性反応があり、プリンセス・マーガレット医院で隔離治療を行っている。同伴家族4人は尖沙咀の皇悦酒店(エンパイアホテル)に宿泊し、すでにフィリピンに赴いた。患者は39歳で武漢在住。病院や市場に赴いたことはなく、野生動物や新型肺炎患者にも接触していないという。

2人目は14日以内に武漢に赴いた56歳の香港市民で、初歩的な検査で新型コロナウイルスの陽性反応があり、プリンス・オブ・ウェールズ医院に入院している。潜伏期間中に病院、市場には赴いておらず、野生動物や新型肺炎患者にも接触していないという。

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