香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―社会

死亡者7人はワクチンと関係なし

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの臨床事象評価専門委員会が3月15日に開催された。同日の香港メディアによると、共同召集人である孔繁毅氏は記者会見を行い、委員会ではワクチンを接種した人の7人の死亡例は、ワクチンの副作用や不良反応とは直接関係ないとの結論を発表した。委員会は、ワクチンを接種した後にクイーン・エリザベス病院で死亡した63歳の患者と、広華医院で死亡した55歳女性の死因について結論を出す前に、2人の完全な検死報告書を入手してからあらためて結論を出すという。3例目の71歳男性の故人は、3月7日に自宅で倒れ、連合医院に送られたが死亡。死因は重度の心筋梗塞と肺水腫だった。4例目は、高血圧と関節炎を患っていた70歳の女性で、息切れと失神を起こし、治療のために広華医院に送られた。彼女は3月2日にワクチンを接種しており、最初の検死では重度の冠状動脈性心臓病で、3本の血管が90%閉塞していた。死因は心筋梗塞と肺水腫で、この女性の死はワクチンとは直接関係ないとの見方を示した。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから