民主党の李永達・副主席(元主席)が8月6日夜に香港から英ロンドンに向かったことが明らかになった。8日付香港各紙によると、空港では妻の陳樹英氏が見送っていた。民主党の羅健熙・主席は李氏が現在香港にいないことを知って連絡を取ろうとしているほか、李氏からは副主席を辞任するとの申し出は受けていないことを明らかにした。民主党の内部消息筋によると、李氏は往復の航空券を購入しているほか、党内のメンバーも事前に何も知らされていなかったという。7日付『文匯報』は「読者提供」とされる写真を掲載。李氏が妻とともに空港ロビーのキャセイパシフィック航空のカウンターで搭乗手続きを行っている様子が写っている。2人は出発ゲートの近くまで歩くと、李氏は1人で立ち入り制限エリアに入り、妻は同行しなかった。李氏は2つの旅行カバンを持ち、短期的には香港に戻らないとみられると報じられている。劉慧卿・元主席は数日前に李氏と食事したが、香港を離れるとの話はなかったという。
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