民主派予備選挙「35+」をめぐる裁判の審理が引き続き行われており、民主派の調整組織「民主動力」元召集人である趙家賢氏が3月29日、西九龍法院(地裁)で証言を開始した。30日付香港各紙によると、趙氏は戴耀廷氏が2018年に「風雲計画」を提唱した際の状況について証言。区議会で過半数の議席を獲得し、地域事務を政治化して選挙委員会で110議席余りの獲得を目指したという。趙氏は「戴氏は当時、多くの抗争派の政治素人を選挙に参加させて、区議会に介入することを考えていた」とみている。趙氏が戴氏と知り合ったのは2012年で、戴氏は当時「セントラル占拠行動」を提唱しており、占拠行動で共謀することとなった。

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