民主派政治家が最近次々と所有不動産を売却しており、香港職工会連盟(職工盟)の李卓人氏、民主党の林卓廷氏に続き元立法会議員の区諾軒氏も所有物件を売却した。1月27日付香港各紙によると、区氏は昨年12月初め、将軍澳の分譲型公共住宅を710万ドルで売却。1平方フィート当たり1万1774ドルとなり、市場価格より5%安い。区氏は2009年12月に同物件を198万ドルで購入。11年間保有し、転売によって約512万ドルの利益を得たことになる。区氏はメディアの問い合わせに対しコメントを拒否した。区氏は19年8月のビクトリア公園での集会で許可されていない終結を組織・参加した罪で起訴され、2月に公判が行われる。今年1月初めには民主派が昨年行った予備選挙「35+」への参加で香港版国家安全法違反として逮捕された。
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