民間人権陣線は9月25日、今週末と国慶節(建国記念日)のデモ活動の計画を発表した。
同日の香港メディアによると、民間人権陣線は28日に金鐘の添馬公園で集会を開催。同日は「セントラル占拠行動」の開始から5周年を迎えるため、香港市民に民主運動が連続していることを知らしめるために集会を行うと説明。国慶節に当たる10月1日は午後1時に銅鑼湾のビクトリア公園に集まり、セントラルの遮打道までデモ行進する。
これら2つの活動はまだ警察の許可を得ていないが、警察が許可しなくても10月1日は市民が黒い服を着るよう呼びかけた。ネット上では強化型の火炎瓶を用いて警察車両を襲撃し、10月1日に大規模な放火を起こす計画も討論されている。9月15日に放水車に火炎瓶が投げられた後、ネット上では「車の底を狙えば容易に爆発させられる」「次は警察車両を焼け」「車内に警官がいれば殺せる」などの書き込みが見られている。警察は10月1日に少なくとも5000人を配備し、記念イベントが順調に行われるのを確保する構えだ。
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