民間人権陣線は8月13日に年次総会を開き、出席したメンバー団体の全会一致で即日解散を決議した。15日の香港メディアによると、民間人権陣線は同日発表した声明で「政府は最近1年余り、絶えず新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行を理由に民間人権陣線とさまざまな団体のデモ申請を拒絶してきた。各メンバー団体は弾圧を受け、公民社会は前代未聞の厳しい試練に直面している」と述べた。さらに召集人の陳皓桓氏は多くの案件により投獄され、秘書処は運営を維持できず、次期秘書処に参加するメンバーがいない状況では解散を宣言するしかないと説明。約160万ドルの資産は資産委託管理団体から適切な団体への寄付を指示すると発表した。
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