創立19年の民主派団体、民間人権陣線は8月13日にも解散を発表するもようだ。12日付香港各紙によると、民間人権陣線の主要リーダーは拘留されていることや、過去数カ月の間に多くの団体が民間人権陣線から脱退していることから、民間人権陣線は解散しか選択肢がないという。さらに警察は4月に民間人権陣線が「社団条例」に違反していると指摘し、設立以来の収入源、支出、銀行と口座番号などを調査している。『サウスチャイナ・モーニングポスト』が伝えた消息筋情報では、民間人権陣線のメンバー団体が13日に会談し、組織解散に関する動議を採択する見通しだ。だが民間人権陣線の鍾松輝・臨時召集人はメディアの取材に対してノーコメントと答えた。
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