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香港―政治

民間人権陣線のデモに許可下りず

民主派団体の民間人権陣線は7月21日に金鐘で集会を行う予定だが、警察からの許可がなかなか得られないもようだ。

17日の香港メディアによると、民間人権陣線は21日夜に立法会議事堂と特区政府本庁舎の入り口がある金鐘・添美道で集会を行う計画だったが、16日に警察と相談した際に警察側から公共の安全を考慮し集会を8月に先送りするよう提案された。だが民間人権陣線は受け入れず、20日か21日に集会ではなく銅鑼湾からセントラルまでのデモ行進を行うことに変更し、引き続き警察と交渉することを明らかにした。現在のところ21日午後3時にビクトリア公園に集合し、セントラルの終審法院(最高裁判所)前まで行進する予定。デモは逃亡犯条例の改正撤回などの5大要求を掲げるという。多くの親政府派議員が現状では警察が許可を出すべきでないと述べている。

一方、ネットユーザーは27日に「光復紅土、民主活動」と題して紅●土瓜湾でデモ行進を開催。中国本土からの観光ツアーと観光バスが住民の生活と交通に影響をもたらしているため、政府に処理を要求する。午後3時半に紅●フェリーターミナルに集合し、九龍城フェリーターミナルまで行進する。また28日にもネットユーザーが「将軍澳反送中遊行」と題して逃亡犯条例の改正に反対するデモ行進を行う。午後1時半に宝翠公園に集合し、将軍澳警察署や西貢将軍澳政府庁舎などを経て香港単車館公園まで行進する。同日はケネディータウンから中山記念公園までのデモ行進も行われる。【●=石へんに勘】

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