特区政府衛生署は寒冷前線による気温の下降に注意を促し、市民に冬支度を呼び掛けている。１１月２５日の香港天文台発表によると、寒冷前線が華南北部から南へ移動し、２５日深夜に広東沿岸を通過。その後、東北季節風も吹き、これらの影響から今後２～３日間は気温が下降し、朝晩は寒くなるようだ。２７日は市街地の気温が１６度まで下がることが予測される。その後も２日間程度はさらに気温が下がって最低気温は１５度くらいになるという。新界地区ではそれをさらに下回り、昼と夜の気温差が大きくなるので注意が必要だ。また、２８～２９日は湿度が３５～６５％と低く、空気が乾燥するため喉や鼻のケアにも気を付けたい。衛生署と天文台は、今週は朝晩寒く乾燥する日が続くので、暖かい服装を心がけ、こまめに室内の換気をするなど、体調を崩さないよう注意を呼び掛けている。
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