香港特区政府公認で唯一、ビクトリア湾内で観光路線のフェリーを運航する「水上タクシー(香港水上的士/HK Water Taxi)」が、11月14日から新たな短距離ルートの試験運航を開始する。運輸署によると、新ルート「西九航線/West Kowloon Route」は中環(セントラル)から出発し、西九龍、チムサーチョイ東部を経由して中環(セントラル)へ戻る。11月14日から毎週日曜と公休日に1日2回運航するが、「M+博物館」の公開初日となる11月12日だけは交通需要を見込んで臨時運航するという。始発点となる中環の9号フェリーピアからの出発時間は13時30分と14時40分だ。運賃は利用区間によって異なり、成人は14~68ドル、3歳以上12歳未満の子供と65歳以上のシニアおよび身障者は10~34ドル。例えば、中環から乗船し西九龍で下船する場合は成人20ドル、中環から乗船し中環に戻ってくる場合は成人68ドルとなる。

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