最近は特殊詐欺被害が増加の一途をたどっているが、政府当局は11月20日、「水道局を装う手口の詐欺」について注意喚起した。同日付政府公報によると、水道を管轄する政府水務署は先ごろ市民から、携帯電話に水務署を名乗るショートメッセージ(SMS)が届いたとの報告があったという。メッセージの内容は水道代未納のため支払うよう要求するもので、某ウェブサイトのリンクが張られていたそうだ。水務署はそのようなメッセージは送信しておらず、また、SMSのリンクを通して顧客を他のウェブサイトに誘導することはありえないという。水務署では、もしもそのリンクのウェブサイトにアクセスして個人情報を入力してしまった場合は警察に通報するよう呼び掛けている。問い合わせをしたいときは、水務署のカスタマーホットライン(電話2824ー5000)へ。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。