沙田医院は昨年10月に巡回ロボット「霊活小幇手」を導入した。7月19日付香港各紙によると、同ロボットは年中無休で病棟を巡回し、認知症患者や高齢者の入院患者が転んで大事に至るのを予防している。公立病院では過去10年間、入院患者が転ぶ割合が1000床当たりで計算すると0.4%となっている。転んで骨折する人や死亡する人もいるため、これまでは患者が病室で転ぶのを防ぐために拘束衣を使用して病人が動き回らないようにしていた。だがこの方法では患者の動きを制限するため、リハビリの障害となっていた。巡回ロボットのほかには拘束衣に代わる安全バンド警報システム、圧力センサー警報システムも導入している。
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